夏の甲子園の外野席の有料化について

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今年は記念すべき夏の第100回目、同じく春は第90回目の大会となります。

それだけではないでしょうが、様々な改革案が実施されることになりました。春・夏を問わずに、延長戦でのタイブレークの導入もその一つですね(私個人は反対ですが)。でもそれよりも気になるのは外野席の有料化が、とりあえず夏の大会から決まったということです。私は阪神間に住んでいますので甲子園はとても身近な存在で、特に高校野球の見物には良く訪れますので、少なからぬ驚きでした。

有料の席が空いている時はもちろんそこからの観戦もしたことが何度もありますが、ここ数年は外野以外の空席を記憶が特には無いので、やれやれまた苦労の種が増えてしまったと思いましたよ。

甲子園を知っている人には良く分ることですが、阪神甲子園駅からは左右の外野は一番離れた位置にあるのです(JR及び阪急の最寄駅からは気軽に歩いて行ける距離ではありません)。有料化が始まれば、昨年までの無料時ですら試合日によれば徹夜組さえ列を成したというのに。より良き場所を求めての諸々のトラブルが続出するのは目に見えています。入場券を求める列、さらに入場を待つ列が重なるのです。

ネットでの販売についてまでの詳細までは知りませんが、不公平感を持つ人が現れるのはまず間違いが無いでしょう。過去には漫画の『ドカベン』にあやかった選手が出場する際に起こった不幸な死亡事故等も現実に起こっていますので、とても気になるのです。私にとって、電車賃さえ払えば、春の寒さと夏の酷暑を除けば気軽に楽しめる場所が減るというのも残念なことですが。大会主催者側は増収分は次の100回までの積立てのように考えているようですが、大勢の野球ファンは歓迎しないでしょうね。まあ、おそらく再び外野席無料に戻るとは思うのですけれど。

一番の収容能力を誇る左右の外野席の出入りが滞っては、高校野球の魅力も大きく損なわれることでしょうから。テレビ観戦でも外野が空いているとやはり寂しく感じますので。甲子園は気軽に楽しめて、かつ青空の下満員の観客を沸かせる好プレイの連続を。ぜひこうあってもらいたいものです。